2009年10月24日 (土)

がんばれ、大分トリニータ!!

2009年 J1リーグ 第30節(西京極) VS 大分

スコア1-1(前半1-1、後半0-0)

得点者 高橋(6分)、林(やっときた! 21分)    

スタメン

GK    水谷雄一

DF  増嶋 水本 李 森下 

MF    シジクレイ

MF  中山     中谷

MF     ディエゴ

FW    柳沢  林

スタンバイ 平井 染谷 弘堅 大亮 豊田 上里 金

選手交代 68分 林 → 金  、 78分 柳 → 染谷

サンガはJ1通算100勝目がかかったゲーム。大分は勝ち以外ならJ2降格が決まるゲーム。ゲームプランが先に崩壊したのはサンガ。開始15分もたたないうちに、李が2枚のイエローで退場。中谷が一枚下がり、森下がCBに入り、中山が左へ、柳がさがって右へと4-4-1のカタチに。

 開始早々6分に先制されたものだから、10人で追いかける展開。しかしまだ序盤だったのが救い。21分に林がシジからのロングボールに反応、DFラインの裏を切り裂き、ゴールゲット。林らしいすばらしいゴール。今シーズンJ初ゴールは同点弾となった。

 「勝つしかない大分」だったから、サンガとしては10人でもやりやすかったか。きっちり守りを固め、大分に得点を許さない。昨年サンガ残留の立役者のひとり、今は大分所属のフェルナンジーニョにもゴールを脅かされるが水谷が文字通り最後の砦となり、サンガゴールを守る、守る。

 疲れの見えた林に代えて金、までは勝ち点3を貪欲に目指していたサンガだったが、柳に代えて染谷で、勝ち点1を死守するサッカーに切り替えたかに思えた。

 しかしその染谷が少ない時間の中で2度決定機に絡む。もうあと少しのシュートもあり、決して守備固め要員だけじゃなかったことが伺える選手交代だった。

 しかしながら両チーム得点を奪うには至らず、1-1で試合終了。サンガにとっては100勝ならずも、残留争いでは貴重な勝ち点1をゲット。しぶといチームにかわったものだ。一方の大分は、これで降格が決定。長い笛と同時に、次々ピッチに座り込む選手の姿が痛々しかった。いや、ロスタイムを戦う悲壮な顔が画面にうつるたびにその悲痛さと真剣さに胸をうたれた。

 大分が今日まで積み重ねてきた勝ち点20のうち、実に4が京都サンガから奪ったもの。大分にとって京都はお得意様だ。
 しかも大分はJ1では今まで京都に負けたことがないという相性も持っていた。さらに京都は大分がJ1に上がってきたシーズン、最初に対戦したチームであり、ここ西京極は最初にJ1の舞台を踏んだところだった。しかし今年、大分の残留の夢を打ち砕いたのは京都サンガF.C.であり、その舞台となったのは西京極だった。京都相手に負けることはなかったが、しかし引き分けで引導をわたされた。
 スポーツにはよくこうした因縁が見られる。

 京都2度目の降格のシーズン、降格が決まった雨の万博で、ガンバサポから「J2、J2」の屈辱的なコールを受けた私たち。だから、京都サポは来年の降格が決まってしまった眼前の大分サポに、「トリニータ!」のエールを送った。涙の大分サポも、その気持ちをくんでくれたか「京都サンガ!」のコールで応えてくれた。常勝チームには計り知れない情けがここにあった。
 勝負に情けは無用だが、しかしその後に情けはあろう。京都サンガはそれを知る。

 われわれとて、対岸の火事では決してない。まだ残留は確定してないし、来年のこともさっぱりわからない。いえることは、ひとつづつ、しっかり、勝利目指して、ということのみ。

 がんばれ、京都サンガF.C.。

 そして今日はいう。がんばれ、大分トりニータ!!

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